| 葉かび病 | 斑点病 | 疫病 | |
|---|---|---|---|
| 病原微生物 | 糸状菌 Fulvia fulva |
糸状菌 Stemphylium lycopersici |
糸状菌 Phytophthora infestans |
| 病徴 | ●葉の表面に淡黄色の不鮮明な病斑ができ、裏面には灰黄色?緑褐色のビロード状のかびができる。 | ●はじめに数㎜の暗緑色水浸状の斑点ができ、やがて周囲が黒褐色?黄色、内側が灰褐色の斑点ができる。 | ●水浸状で灰緑色の斑点を生じ、次第に拡大して暗褐色の大型病斑となる。 ●湿度が高いときは熱湯をかけたように葉が萎れる。 |
果面に現れた病斑
| かいよう病 | 斑点細菌病 | 灰色かび病 | |
|---|---|---|---|
| 病原微生物 | 細菌 Clavibacter michiganensis |
細菌 Xanthomonas campestris |
糸状菌 Botrytis cinerea |
| 病徴 | ●中心に侵入点がある鳥目状の斑点や白色小斑点ができる。 ●茎を切断すると髄が海綿状に褐変している。 |
●かさぶた状の斑点が多数でき、やや盛り上がる。 | ●水浸状の病斑を生じ、病斑部には灰色のかびが密生する。 ●ゴーストスポットと呼ばれるかすり状の斑紋を作ることがある（発芽した分生子が表皮に侵入し止まった病徴で、これから腐りに変化することはない）。 |
