病害虫・雑草の情報基地

新規会員登録

稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

イネアザミウマ

Stenchaetothrips biformis
総翅目アザミウマ科

写真をクリックすると拡大します

イネアザミウマ
閉じる

イネアザミウマ被害葉

イネアザミウマ
閉じる

イネアザミウマ成虫。体長約1.5mm

イネアザミウマ
閉じる

イネアザミウマ被害米

イネアザミウマ
閉じる

イネクダアサミウマ成虫


被害

育苗期〜本田初期には葉を食害する。被害葉の表面は白くかすり状になり、葉先はこよりのように巻葉する。出穂期頃急増し、穎内に侵入し、黒点米に似た着色粒(黒点症状米)や屑米、変色米を発生させる。イネシンガレセンチュウの黒点米は割れ溝周縁部が黒変するので判別できるが、区別しにくい被害である。

生態

全国に分布する。成・幼虫態で越冬し、イネで3〜5世代を経る。葉表に卵を埋め込み産卵する。出穂期に急増し、以後減少する。

防除

出穂期頃急増するのでカメムシと同時防除をねらう。

薬剤(農薬)

育苗箱施用剤はアドマイヤー、プリンス。
本田散布剤はスミチオン、トレボン、パダン、ルーバン、MR.ジョーカー等。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

イネクダアザミウマ

Haplothrips aculeatus

総翅目クダアザミウマ科

同時期に発生し同様に加害するが、発生数はイネアザミウマの1割未満と少ない。

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  豆類の病害虫 |  ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 | 
アブラナ科野菜の病害虫 |  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 | 
イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 |  カキの病害虫 |  リンゴの病害虫 | 
日本ナシの病害虫 |  西洋ナシの病害虫 |   カンキツの病害虫 |  花の病害虫 | 
難防除雑草 |  ブドウの病害虫