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稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

イネシンガレセンチュウ

Aphelenchoides besseyi
ハリセンチュウ目アフェレンコイデス科

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イネシンガレセンチュウ
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イネシンガレセンチュウ被害。品種により葉先が枯れ白変するので「ホタルいもち」といわれる

イネシンガレセンチュウ
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イネシンガレセンチュウ被害米。黒点米

イネシンガレセンチュウ
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イネシンガレセンチュウ成虫。体長は雌0.65mm。雄0.52mm


被害

成・幼虫が生長点付近を加害し、幼穂形成期〜穂ばらみ期に葉色が薄くなり、草丈は低く無効分げつが増加する。籾への寄生で黒点米が発生、時に減収する。耐乾性が強く籾内に侵入した線虫は3年以上生存する。平坦地に発生が多く高温少雨、窒素多用で多発する。

生態

健全種子の確保と種子消毒の励行。温湯消毒(60℃の湯に10分間浸漬)後、直ちに冷水で冷却するのも有効。

薬剤(農薬)

種子処理にはエビセクト、シードラック、スミチオン、パダン、ベンレート、ホーマイ。
育苗箱処理にはスミチオン、プリンス。
本田散布にはスミチオン。※掲載している薬剤(農薬)は 2016年10月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

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