診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉の表面に白い粉をかけたような病斑を形成する。被害が激しいと葉柄や果柄、へたにも発生し、株全体が衰弱する。
トマト、ピーマン。
胞子の発芽適温は20~25℃で、施設栽培では3~6月と10~11月に多発する。病斑上に形成されたかびの胞子が飛散してまん延する。
被害残渣を圃場に残さない。早めに薬剤散布する。
アフェット、イオウ、カリグリーン、サンヨール、ショウチノスケ、ダコニール1000、トリフミン、ハチハチ、パルミノ、パレード20、パンチョTF、プロパティ、ベルクート、微生物農薬(インプレッション、タフパール他)等。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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