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クロメンガタスズメ

Acherontia lachesis
チョウ(鱗翅)目スズメガ科

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クロメンガタスズメ
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成熟幼虫(緑色型) ©全農教

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成熟幼虫(黄色型) ©全農教

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成熟幼虫(褐色型) ©全農教

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幼虫の尾角(背中側へ鉤状に曲がる) ©全農教


被害

幼虫が、主に葉を食害する。中、成熟幼虫になると食害量が多く、一晩で葉を食い尽くされることも珍しくない。家庭菜園のナスやトマトで被害が多いが、被害は局所的である。

被害作物

ナス、トマト、ゴマ等で被害が多くみられる。

発生

南方系の害虫で休眠性を有さない。近年、分布域を拡大しつつある。発生は春から晩秋にかけて見られる。産卵は卵塊ではなく、古い葉に1個ずつ産み付ける。幼虫は成熟すると土中で蛹化する。

防除

ヨトウ類のように大量発生することはなく、通常、散発的な発生であり、発生個体数も少ないので、被害が見られたら、被害株を中心に丁寧に探して捕殺する。

薬剤(農薬)

適用登録薬剤はない。

※掲載している薬剤(農薬)は 2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 トマト・ナス・ピーマンの病害虫

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