診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
雌成虫は8~9mm、雄成虫は7~8mm。成熟幼虫は10~13mm。成虫は主にウリ科野菜の葉や果実を食害する。食害痕はリング状の特徴がある。幼虫は根部を食害し、生育に影響を与えたり、枯死させる。
キュウリ、メロン、スイカ、カボチャ等のウリ科野菜。
越冬成虫は5~8月に見られ、この間に1回発生する。新成虫は8~10月に見られ、その成虫が越冬する。
薬剤防除を行う。施設では防虫網を張り、成虫の飛来を防止する。
ダイアジノン、ダントツ、モスピラン等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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