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菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

タマナギンウワバ[タマナキンウワバ]

Autographa nigrisigna
チョウ(鱗翅)目ヤガ科

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タマナギンウワバ[タマナキンウワバ]
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幼虫(キャベツ)

タマナギンウワバ[タマナキンウワバ]
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キャベツの被害(葉の食害)


被害

成虫は前翅長16~18mm、成熟幼虫は35mm内外。幼虫が主に葉を食害し、生育に影響を与えたり、商品性を低下させる。

被害作物

アブラナ科野菜。特にキャベツに発生が多い。

発生

春季と秋季に各1~2世代発生するが、秋の発生が多い。蛹で越冬する。

防除

薬剤防除を行う。施設では防虫網を張り成虫の飛来を防止する。

薬剤(農薬)

アタブロン、アファーム、コテツ、スピノエース、ディアナ、フェニックス、プリンス、プレバソン等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

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