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菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ワタヘリクロノメイガ[ウリノメイガ]

Diaphania indica
チョウ(鱗翅)目メイガ科

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ワタヘリクロノメイガ[ウリノメイガ]
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成虫

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中齢、成熟幼虫(キュウリ)

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キュウリの被害(葉の食害)


被害

成虫は前翅長12~13mm、成熟幼虫は23~25mm。卵塊で産卵され、幼虫は集合する性質がある。葉裏に糸を張って生息し、葉裏を食害する。食害が進むと、食害部は穴あきの被害となる。

被害作物

ウリ科野菜。

発生

5~10月にかけて数世代発生する。夏季の発生が多い。蛹で越冬する。

防除

薬剤防除を行う。施設では防虫網を張り成虫の飛来を防止する。

薬剤(農薬)

アタブロン、アファーム、スピノエース、フェニックス、プレバソン、モスピラン、BT(ゼンターリ、チューンアップ)等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

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