病害虫・雑草の情報基地

新規会員登録

菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

アズキノメイガ[フキノメイガ]

Ostrinia scapulalis
チョウ(鱗翅)目メイガ科

写真をクリックすると拡大します

アズキノメイガ[フキノメイガ]
閉じる

成熟幼虫(ナス)

アズキノメイガ[フキノメイガ]
閉じる

ナスの被害(萎れたり枯れる)

アズキノメイガ[フキノメイガ]
閉じる

成虫(上:雄、下:雌)


被害

成虫は前翅長15~20mm、成熟幼虫は20~25mm。幼虫がサヤインゲンの莢や子実を食害する。ナスでは茎に食入する。

被害作物

アズキ、オクラ、ゴボウ、サヤインゲン、ジャガイモ、ナス。

発生

6~10月に数回発生する。夏季に高温少雨であると多発する。成熟幼虫で越冬する。

防除

施設では防虫網を張り成虫の飛来を防止する。

薬剤(農薬)

アタブロン、スミチオン、トレボン、パダン。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草