診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
成虫は開張9mm内外、成熟幼虫は7~9mm。幼虫は葉表から内部に潜り表皮を残して食害する。表皮には線状に食害痕が残ったり、葉の一部が穴あきの被害となる。
ネギ類などユリ科野菜。
5~10月にかけて数世代発生する。高温少雨であると発生が多い。蛹で越冬する。
薬剤防除を行う。施設では防虫網を張り成虫の飛来を防止する。
アディオン、オルトラン、スミチオン、ハチハチ等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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