病害虫・雑草の情報基地

新規会員登録

菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

アオクサカメムシ

Nezara antennata
カメムシ(半翅)目カメムシ科

写真をクリックすると拡大します

アオクサカメムシ
閉じる

成虫

アオクサカメムシ
閉じる

エダマメの被害(子実の変形)


被害

雌成虫は14~17mm、雄成虫は11~14mm。成虫、幼虫が新芽、葉、子実、果実を吸汁する。

被害作物

エダマメ、サヤインゲン、トマト(果実)、イチゴ(果実)、トウモロコシ等。

発生

成虫は野外では5~10月に見られ、この間に1~2回発生する。成虫で越冬する。野外では高温少雨で多発する。近年、西南暖地の平野部では近似のミナミアオカメムシの発生地が拡大している。

防除

薬剤防除を行う。圃場周辺の除草を徹底する。

薬剤(農薬)

アクタラ、スタークル、スミチオン、ダントツ、トレボン等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草