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菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ヒラズハナアザミウマ

Frankliniella intosa
アザミウマ(総翅)目アザミウマ科

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ヒラズハナアザミウマ
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成虫(メロンの花)

ヒラズハナアザミウマ
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トマトの被害(白膨れ症状)


被害

雌成虫は1.5mm内外、雄成虫は1.1mm内外。成虫、幼虫が主に花器を吸汁食害し、イチゴでは果面が茶褐色となる。果面に白膨れ症状や緑斑症状を発生させる。

被害作物

イチゴ、トマト、メロン等。

発生

野外では春季、秋季に発生が多い。

防除

開花時に薬剤防除を行う。施設では防虫網を張り成虫の飛来を防止する。圃場周辺の除草を徹底する。

薬剤(農薬)

コテツ、モスピラン等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

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