診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉に暗褐色、3~5mm大の円い病斑が生じる。葉柄や茎には細長い病斑ができる。やがて下葉から落葉し、収穫期にはほとんどの葉がなくなることがある。病斑上に微小な黒点が発生する。他に汚斑病や褐斑病が葉に斑点を生じる。
病原菌は落葉中で生存する。生育期には病斑上の胞子が飛散して伝染する。降雨が多く、夜間冷涼な年に発病しやすい。台風後にまん延することがある。
連作はしない。収穫後の茎葉は処分する。早めに薬剤を施用する。
トップジンM等。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)
・殺虫剤(IRAC)2022年6月版(ver.10.3) *PDFデータ
・殺菌剤(FRAC)2022年6月版 *PDFデータ
・除草剤(HRAC)2020年3月現在 *Excelデータ
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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