診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
4月に葉や茎に小さな白い斑点が多数形成される。斑点はやや盛り上がり、やがて表皮が破れると黄褐色の粉のようなかび(胞子)が現れる。5~6月には暗褐色の胞子が同様に発生する。発病が多いと下葉から褐変し、枯れ上がり、また、茎折れを起こす。
サヤエンドウにも発生する。
病原菌は罹病植物の残渣上で生存する。黄褐色の胞子は風で飛散し、伝染する。
罹病植物の残渣は処分する。
アミスター(未成熟ソラマメ)、ジマンダイセン。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)
・殺虫剤(IRAC)2022年6月版(ver.10.3) *PDFデータ
・殺菌剤(FRAC)2022年6月版 *PDFデータ
・除草剤(HRAC)2020年3月現在 *Excelデータ
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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