診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
初め葉の裏面に黄色で1~2mm大の小斑点が多数生じ、やや膨らむ。やがて表皮が破れて内部から黄橙色、粉状の菌体(胞子)が現れる。しばしば葉全体が粉状に被われる。葉枯れや早期落葉を起こすことがある。
胞子が風や雨で運ばれ、伝染する。5~6月と9~10月に発生する。高温期には広がらない。
罹病植物の残渣は丁寧に処分する。薬剤は発生初期に散布しないと効果が少ない。
アミスター、オンリーワン、トリフミン、ラリー。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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