診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉に1~数mm大の橙黄色~橙色、紡錘形のやや膨れた菌体が多数生じ、やがて表皮が破れ粉のような胞子の集塊が表面に現れる。発病が多いと病斑周辺から枯れる。
タマネギ、ニラ、ネギ、ラッキョウ等。
4~5月、10~11月に降雨が多いと発生しやすい。年による変動が大きく、ふつうは夏季高温の年は秋季の発生が少ない。
発病した苗を植えない。早めに薬剤を散布する。
アミスター、イオウフロアブル、カリグリーン、ジマンダイセン、ストロビー、ペンコゼブ、ラリー等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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