診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉表に淡緑色~淡黄色の小斑が多数生じる。病斑裏の中央が乳白色にやや盛り上がり、やがて表皮が破れ、白色の胞子が現れる。病斑周辺から黄化し、小苗に発生すると枯れる。ダイコン根部の表面には褐色の輪が発生する。
カブ、コマツナ、ダイコン、チンゲンサイ、ハクサイ等。
3~5月と10~11月に降雨が連続すると多発する。土壌中で残渣上に胞子が生存し、雨滴により跳ね上がり、感染する。病原菌に系統がある。
発病期には雨よけ栽培をする。罹病残渣を取り除く。
アミスター、ストロビー、ダコニール、ハチハチ、ホライズン、ライメイ、ランマン等(作物ごとに登録を確認して使用する)。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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