診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
幼虫が葉を食害する。
キャベツ、ダイコン、ブロッコリー、ナバナ、ハクサイ、トウモロコシ、その他イネ科、バラ科、マメ科、ヤナギ科、アオイ科、キク科、アヤメ科、ハス科などの多くの植物の葉を加害する。
幼虫は典型的な毛虫である。幼虫の体長約30㎜。体側に白と赤褐色が交互になっている線がある。各節の瘤起に白い毛が束になって生えている。成虫の前翅長22~24mm。前翅は暗褐色、黒色の横線が多数ある。後翅は淡褐色。年に2~3回、日本全土にごく普通に発生する。
農作物上で大発生することはない。葉に発生し食害が目立つ場合は排除する。
(平井一男)
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