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ニホンナシの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

銀葉病

Chondrostereum purpureum  
《病原》糸状菌  《発病》葉、枝、幹

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銀葉病
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ナシ樹に発生した症状(葉が銀色に反射する)(渡辺正幸)

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葉の銀葉症状(大谷徹)

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葉の銀葉症状(左の葉:発症葉,右の葉:健全葉)(大谷徹)

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早期落葉樹の主幹に生じた子実体(ムラサキウロコタケ)(大谷徹)


被害

症状は葉に現れるが全身症状の一部とみるべきである。はじめは一部の枝の葉色が鉛色に変わる。この症状が、のちに樹全体に及ぶ。

発生

木材腐朽菌の一種(ムラサキウロコタケ)による病害で、植物体内に入った菌が毒素を出すことで生じる。葉の銀葉症状が特徴で、斑点病班は形成されないので、似たような症状となる炭疽病、ハダニ類、ニセナシサビダニ、チャノキイロアザミウマによる被害とは区別が可能である。被害樹の枝幹部には子実体を形成することもある。子実体上に生じた担子胞子が降雨などにより飛散して伝染する。ブナ、クヌギ、ポプラなどの樹木類にも寄生することが知られており、雑木林に囲まれた園などでは注意する。

防除

剪定した新しい傷口などが感染部位となるので、剪定後は保護剤を塗布すると本病の予防につながる。

薬剤(農薬)

なし※掲載している薬剤(農薬)は 2019年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC、2016年4月版 ver.8.1) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC、2017年4月版) *PDFデータ

・除草剤(HRAC、 2016年9月版 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 ニホンナシの病害虫

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