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ニホンナシの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

根頭がんしゅ病

Agrobacterium tumefaciens
《病原》細菌  《発病》地際付近と根部

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根頭がんしゅ病
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苗木根部に発生したこぶ状のがんしゅ症状(塩田あずさ)

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圃場植栽のナシ樹株元に発生したがんしゅ症状(中村仁)

根頭がんしゅ病
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圃場植栽のナシ樹株元に発生したがんしゅ症状(拡大)(中村仁)

根頭がんしゅ病
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圃場植栽のナシ樹根部に発生したがんしゅ症状(堀上げた状態)(中村仁)


被害

地際部や根部に大小様々のこぶ(がんしゅ)が形成される。発病樹は葉色が淡く、樹勢が弱まる。これを目印に根部を掘ってみるとがんしゅがみつかることも多い。苗木に発生すると新梢の伸び出しが悪くなるなど生育不良となり、枯死にまで至る場合がある。

発生

病原細菌は土壌中に生存しており、苗木育成圃場では苗木の掘り取り時、本圃では苗木の植付け時などに生じた根の傷口から侵入し、細胞間隙で増殖する。また、接木時に罹病穂木を用いることで保菌苗となる。同じ病原菌でキク、バラ等でも発病する。

防除

無病苗を植付ける。発病圃場において改植を行う場合は、客土や根域制限を行うなどして病原細菌の感染を予防する。また、接木後の苗木の定植時および苗木育成圃場から本圃への移植時に苗の根部を生物農薬に浸漬する。

収録:防除ハンドブック「 ニホンナシの病害虫

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