診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
果実にナメクジ類とほぼ同一の被害が発生する。
果樹園では下草や腐植を摂食している。降雨により樹上に移動するが、樹体が乾燥すると休止状態となる。土壌改良のためにカキガラなどを施用すると何年かして発生が増加することがある。
樹上に発生がみられる場合は降雨後などの樹が少し濡れている時に登録薬剤を散布する。株元に配置する。粒剤もある。
スラゴ、マイキラー、ICボルドー66D。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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