診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
初期症状は黄斑病に類似し、新葉の展開終了頃から発生する。葉裏の小さなつぶつぶの周りに黄斑病よりも鮮明な黄色の縁取りができるが、 3〜4か月後には消失する。発病葉は激しく落葉する。ハウス栽培で発生が多い。
病原は酵母様微生物。樹勢が旺盛な場合に多発生する。微量要素、特に銅、マンガン、亜鉛の欠乏が発生を助長する。
落葉は重要な伝染源になるので園内からの除去を徹底する。微量要素の維持と補給を図る。
登録薬剤はないが、黄斑病を対象に薬剤防除を行うと同時に防除される。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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