診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉色が不良になり、着果数が減少し、葉が小型化する。根部の腐朽が進み、幹にきのこが形成されると樹勢が著しく衰えて数年のうちに枯死する。
高接ぎ更新樹や樹齢25年以上の老木樹で発生しやすい。施設栽培でも発生が多い。これらの条件では根傷みが多く、菌の侵入が容易になっている。未熟の堆きゅう肥を大量施用すると菌の増殖が盛んになり、発生が増加する。
着果過多を避け、樹勢を良好に保つ。堆きゅう肥は完熟を使用する。樹勢低下につながるゴマダラカミキリを駆除する。
適用登録薬剤なし。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)
・殺虫剤(IRAC)2022年6月版(ver.10.3) *PDFデータ
・殺菌剤(FRAC)2022年6月版 *PDFデータ
・除草剤(HRAC)2020年3月現在 *Excelデータ
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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