診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
収穫後に果実に発生する市場病害である。出荷中や貯蔵中に箱詰め状態で発生する。最初果柄部のつるや果梗の切り口が水浸状になり、小黒点を伴った黒いクモの巣状のかびが発生する。進展するとかびは果柄部から果実内部に侵入し、軟化、腐敗し、商品価値を失う。
イチゴ軟腐病、サツマイモ軟腐病、ピーマンへた腐病と同一の病原菌である。
梅雨期~秋季に曇雨天が続くと発生する。病原菌は腐生性が強く、植物残渣などで増殖する。
圃場内や圃場周辺を清潔に保つ。切り口を乾かす。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草