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防除ハンドブック、キュウリ、スイカ、メロンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ウリキンウワバ

Anadevidia peponis
チョウ(鱗翅)目ヤガ科

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成虫

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幼虫

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キュウリ葉の被害

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キュウリ果実の被害


被害

幼虫が葉、果実を食害する。若齢幼虫は葉裏から表皮を残して食害する程度であるが、中、老齢幼虫になると葉の基部近くの葉脈を食害して葉を萎れさせ、その中で摂食する。また果実の表皮を食害することがある。

被害作物

主としてウリ科作物を食害する。稀な事例であるが、ハクサイ、ダイコンを食害することがある。

発生

年間の世代数は4回前後。露地、施設栽培ともに発生するが、発生の多い時期は9~11月頃である。露地、施設ともに多発することは少ない。

防除

施設栽培では、換気窓に防虫ネットを張り、発生源となる成虫の飛び込みを防ぐ。

薬剤(農薬)

登録薬剤は無い。※掲載している薬剤(農薬)は 2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 キュウリ・スイカ・メロンの病害虫

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