診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
キュウリの幼果や葉から吸汁する。吸汁により葉に斑点症状、果実にケロイド状の被害が出ることがある。
イネ科、マメ科、野菜など。
成虫は体長12~16㎜。緑色であるが、変異が多い。普通ウリ類での発生数は少ないが、ウリ類をトウモロコシ圃場やマメ類圃場、クズ群落、雑木林の周辺に栽培すると被害が目立つことがある。
圃場内外の雑草除去も密度低下に有効である。防除しなくても、普通の栽培管理を行っている圃場では問題にならない。
アルバリン・スタークル、ダントツ、マラソン。※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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