診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉、茎、莢に発生する。葉・茎では最初に赤褐色の小斑点を生じ、さらに拡大して3~5mmの周縁が暗褐色、内部が灰褐色の不整形で不明瞭な輪紋病斑を形成する。やがて病斑上には小黒色粒(柄子殻)を密生。莢では暗褐色、不整形のへこんだ病斑、種子では褐色の斑点となる。水田裏作では重要病害。
種子伝染する。種子表面の菌糸、罹病茎葉の菌糸や柄子殻で越年。種子の発芽とともに感染して発病する。3~5月に雨の多い年、排水不良畑や水田の裏作で発生が多い。
茎葉散布:ベルクート。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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