診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
初め葉に褐色の小斑点を生ずる。斑点はその後拡大、融合して黄色のハロー(暈)を伴った赤褐色、円形~不整形の大型病斑となる。病斑の中央部は破れやすい。葉柄ではやや水浸状の赤褐色の条斑と、莢では褐色を帯びた円形~不整形の水浸状斑点を形成。
種子伝染し、播種後約1か月を経過した6月中旬頃から初発。その後、降雨や中耕除草等の作業に伴い発生拡大。
種子消毒:ペアーカスミンD。
茎葉散布:カスミンボルドー、カッパーシン、コサイド3000、ドイツボルドー、Zボルドー、フェスティバルC。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)
・殺虫剤(IRAC)2022年6月版(ver.10.3) *PDFデータ
・殺菌剤(FRAC)2022年6月版 *PDFデータ
・除草剤(HRAC)2020年3月現在 *Excelデータ
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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