診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉、茎および種子に発生。葉では黒褐色の小斑点を生じ、しだいに拡大して周囲が淡褐色、内部が黒色~紫褐色の同心円状病斑、茎では地際部に黒褐色の楕円形~紡錘形病斑、莢では褐色のやや隆起した褐色の円形病斑を形成。種子には不規則な斑紋。常発病害で激発すると枯死するため被害が大きい。
種子表面の菌糸、罹病茎葉の胞子で越年。発病には高湿度が必要、生育適温は25℃である。
健全種子を使用し、低湿地では作付けしない。
茎葉散布:アミスター20、トップジンM、ペンコゼブ、ベンレート。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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