診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉等に軽い斑紋、モザイク等を生じる。
マメ科植物等。
SBMVは山形、千葉、埼玉で発生が認められている。品種により種子伝染するほか、ウリハムシモドキで伝染する。PSVは北海道および東北地方で発生し、寄生性、病徴等が異なる数系統が知られている。感染クローバが主な伝染源となり各種アブラムシで伝搬される。また汁液伝染のほか種子伝染をする。BCMV-アズキ系統は秋田、岩手、茨城で発生が認められ、BCMV-ダイズ系統は、九州で発生が認められる。いずれもアブラムシで伝搬する。BBWVは鳥取、大阪で発生が認められ、感染作物や雑草が伝染源となり各種アブラムシにより伝搬される。
健全株から採種した無病種子を使用するほか、発病株は早期に抜き取る。圃場周辺のクローバ類等、伝染源を除去する。殺虫剤の散布により媒介アブラムシを防除する。
アブラムシ類の防除薬剤参照。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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