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豆類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

マメノメイガ

Maruca vitrata
鱗翅目メイガ科

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マメノメイガ
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成虫、体長約12mm、開張約24mm


被害

成虫は豆類の蕾、花または若莢に1粒ずつ産卵し、ふ化幼虫は莢内に潜入して子実を食害する。

被害作物

ダイズ、アズキ、インゲンマメ、マメ科牧草。

発生

全国に分布する。成虫は活発に活動し移動性に富む。年3回発生する。

防除

アズキを早播した場合被害が多いので注意する。インゲンマメは着蕾期~収穫期に防除する。

薬剤(農薬)

アズキ:アグロスリン(ゲットアウト)、コテツ、ジェイエース、トレボン、マブリック、モスピラン。
サヤインゲンにはトレボンが登録されている。

※掲載している薬剤(農薬)は 2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)

・殺虫剤(IRAC)2022年6月版(ver.10.3) *PDFデータ

・殺菌剤(FRAC)2022年6月版 *PDFデータ

・除草剤(HRAC)2020年3月現在 *Excelデータ

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 豆類の病害虫

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