診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
幼虫が花や蕾、莢(子実)、葉を食害する。
エンドウ、サヤエンドウ、ダイズ、アズキ、インゲンマメ、タヌキマメ、ソラマメ等。
房総南部等の無霜地帯で幼虫や蛹で越冬。4月以降成虫が現れ北上移動する。西南暖地では12月までに年6~7回発生。産卵は花器部に多い。小形の綺麗な蝶で翅の裏面にさざなみ様の模様。
エンドウでは11〜12月の着蕾〜収穫期に防除。
アズキ:トレボン、マラソン。
エダマメ:アディオン、マラソン。
エンドウマメ:マラソン。
サヤインゲン:アディオン、トレボン、マラソン。
サヤエンドウ:アディオン、スタークル(アルバリン)、トレボン、パダン、マラソン。
ダイズ:トレボン、マラソン。
実エンドウ:スタークル(アルバリン)、トレボン、パダン。
豆類(種実):トレボン。
豆類(未成熟)、未成熟ソラマメ:アディオン、トレボン。
※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)
・殺虫剤(IRAC)2022年6月版(ver.10.3) *PDFデータ
・殺菌剤(FRAC)2022年6月版 *PDFデータ
・除草剤(HRAC)2020年3月現在 *Excelデータ
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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