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豆類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ミツモンキンウワバ

Ctenoplusia agnata
鱗翅目キンウワバ科

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ミツモンキンウワバ
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幼虫、体長約35mm

ミツモンキンウワバ
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成虫、開張32~35mm


被害

多食性でダイズ、ニンジン、ゴボウ、フキ、キク、ハッカ等の葉を加害する。ダイズでは低密度で恒常的に発生する。

被害作物

ダイズ、エンドウマメ、豆類(子実)、クローバ等マメ科牧草。

発生

成熟幼虫と蛹で越冬すると推察される。5月以降年3回発生する。第2世代幼虫は8月に、第3世代は9月以降に発生する。成熟幼虫はダイズ葉を裏側に巻いて白色のうすい繭を作り蛹化する。

形態

幼虫の体色は淡緑から濃緑まで変異がある。シャクトリ状に歩行。成虫は中型の暗褐色の蛾で前翅中央部に2個の小白斑がある。

収録:防除ハンドブック「 豆類の病害虫

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