診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、ごく普通に発生する。
「アオミドロ」は種の名前ではなく属名であり日本国内では80種以上が知られている。
アミミドロ属も多く発生がみられる。
移植直後に多発すると、水温の低下、稲苗のなぎ倒し、肥料養分の収奪などでイネの生育を抑制することがある。
接合子と厚膜胞子で繁殖する緑藻植物。糸状体の分裂によって増殖する。接合子や厚膜胞子は水温18~23℃で良好に発生する。土中の有機物、リンや窒素成分が多い場合に多発する。
6前後の多核細胞が網の目のようにつながって増殖するアミミドロと混生する。
長い間、深水条件にしないことが重要である。
ACNおよびシメトリン、ジメタメトリンなどのトリアジン系除草剤が卓効を示す。
藻類に効果のある剤を発生の初期に使用する。(除草剤の登録における適用草種ではアミミドロなどの藻類や表層剥離を含めて「藻類」としてまとめられている)
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草