診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、普通に発生する。東北地方以北に多く発生するが、関東地方以西でも局地的に発生して問題となる。
成熟した茎はイネより高くなり、収穫作業に障害を及ぼす。
種子繁殖する一年生雑草。種子は湛水条件下では発芽しない。このため、畦畔沿いや田面の露出した部分に発生し、また、イネの生育初期に浅水管理や間断灌がいとした場合にも発生する。一旦定着した後は湛水条件下でも旺盛に生育する。
幼植物はスルホニルウレア系除草剤に対する感受性の低いことが知られている。同系剤を含む一発処理除草剤では通常防除対象種に扱われない。残存した場合にはベンタゾンやペノキススラムなどの中・後期剤で防除する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草