診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、ごく普通に発生する。
スルホニルウレア系除草剤に対する抵抗性を持つ生物型が一部で見出されている。
多発すると田面を覆うことがある。
種子繁殖する広葉一年生雑草。種子は5~10%の酸素と光の存在下で良好に発芽し、湛水下では地表下5mm以内の浅い層から出芽する。
幼植物は、ほぼ無柄で全縁、やや多肉で対生する葉と通常赤みを帯びる茎に特徴を有する。
水田耕土中の種子は湿田条件では6年程度で死滅するが、乾田条件では15年以上生存する。
通常の水田用除草剤の適正使用で防除できる。
スルホニルウレア系除草剤に対する抵抗性生物型の発現が知られている。スルホニルウレア系除草剤を含む一発処理除草剤では防除できない場合には、一年生広葉雑草に有効なその他成分を含む一発処理剤を使用するか、または中・後期剤を処理する。
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