病害虫・雑草の情報基地

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稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

イボクサ

Murdannia keisak
ツユクサ科

全国に分布し、本州以南では普通に発生する。
とくに直播栽培で繁茂し防除しにくく、問題となる。

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イボクサ
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イボクサは多肉質の茎の節から根を下ろして群生する

イボクサ
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晩秋に淡桃色の花を着けるが、葉鞘内でも閉花受粉して種子を作る

イボクサ
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イボクサは畑水分条件で良好に出芽する


被害

やや多肉質で晩秋まで枯れないため、水田内に繁茂するとその重みでイネの倒伏を助長し、作業機械をスリップさせるなどの雑草害をもたらす。

生態

種子繁殖する一年生雑草。種子は湛水条件下ではほとんど発芽しない。入水前では3月下旬(関東地方)に地表下約5cmからも発生する。種子は気温8℃で発芽可能とされる。
耕起前に発生した個体が耕起・代かきでの埋没が不十分な場合や、地表近くに浮上した茎切片から再生して生育する。露出した田面にも発生する。畦畔に発生した個体から水田内に侵入し繁殖する場合が多い。

防除

本田内ではピラゾール系(ピラゾレート、ベンゾフェナップ)やベンゾビシクロンなどの白化剤を含む剤の湛水処理が有効である。
生育の進んだイボクサにはビスピリバックナトリウム塩(グラスショート、ノミニー)が効果を示す。

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

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