診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、ごく普通に発生する。北海道から北陸地方に多く、関東地方以西では主に標高の高い水田に発生する。
多発するとイネの生育を抑制する。
塊茎からの発生が問題となる。直径0.5~1cmの球形でくちばし状に長く伸びた芽をもつ塊茎から通常1つの幼植物が萌芽する。地表下25cmからも萌芽する。土中での塊茎の寿命は1年とみられるが、転換畑の下層土など適当な乾燥条件に置かれた場合には数年間生存する。
幼植物は数枚の広線形葉の後にヘラ形葉、次いで矢尻形の成葉を出す。
分株は作らない。
植物体の大きさ、成葉の形、塊茎の数と大きさ、休眠性などには大きな変異がある。
スルホニルウレア系除草剤に対する抵抗性生物型が見出されている。
稲の病害虫と雑草 |
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難防除雑草