診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、水田にごく普通に発生する。
コゴメガヤツリは出穂前には識別しにくく、より低い土壌水分で発生する。
ヒナガヤツリは通常根が白色。スルホニルウレア系除草剤の効果が低く、これらを使用した場合にはしばしば大量に残る。
種子で繁殖する一年生雑草。種子は長さ0.6mmほどの3稜形、水温18℃で出芽し、湛水下では地表下0.5cm以内から発生する。幼植物は線形の葉を120度の角度で出し、根が赤味を帯びる。種子は湿田条件では10年程度で死滅するが、乾田条件では15年以上生存する。
多くの除草剤が効果を示すが、水管理の不備などで多発することがある。一般的な一発除草剤で防除が可能である。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
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キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
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難防除雑草