診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
北海道を除く全国に分布し、普通に発生する。
多発するとイネの生育を抑制する。
短い円柱形~紡錘形の塊茎から主に発生する。塊茎は休眠性を欠き、10℃位から萌芽する。また、低酸素条件では萌芽できず、土壌水分30~60%の畑水分条件で良好に萌芽する。代かき後には地表に出た塊茎からのみ萌芽する。
代かき時に塊茎を土中に深く埋め込むことにより発生を抑制できる。一方、耕起前にすでに発生し、耕起・代かき後に地表に出た幼植物は湛水条件下でも旺盛に生育するため、早めに除去する必要がある。
イネ科雑草専用剤を除くほとんどの水田用除草剤成分が効果を示す。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草