診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、ごく普通に発生する。
種子繁殖もするが越冬芽からの栄養繁殖個体が防除の対象になる。
最近では発生が少なくなっているが、多発すると、養分吸収力が強いので水稲は生育が抑制され減収する。
越冬芽は5℃から30℃程度までの温度条件で良好に萌芽する。数本の針状の葉を着けた後、葉とほぼ同形の花茎を出す。細い根茎を土中に横走させ、多数の分株を形成してマット状に密生する。
現在では一般的に使用される多くの一発処理除草剤などで防除される。
早期栽培において多発する場合は稲刈り後の茎葉処理剤により翌年の繁殖器官を減らすことができる。
また、稲刈り後早期の耕耘で越冬芽の死滅を促すことができる。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草