診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、主に東北地方以北に発生するが、中国地方や九州地方の標高の高い水田にも発生する。
多発するとイネの生育を抑制する。
長径1cmほどの偏球形の塊茎から萌芽する。地表下5cm以内から萌芽する場合が多いが、20cmの土中からも萌芽可能であり、このため萌芽期間が長期に及ぶ。土中に横走する根茎で多数の分株を生じて群生し、初めの1個体から50~2000個の塊茎が作られる。
スルホニルウレア系などの成分を含む一発処理剤で防除できるが、残った場合にはベンフレセート、ベンタゾンやペノキススラムなどを含む中期剤や後期剤を処理する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草