診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
全国に分布し、東北地方に多く発生する。
北海道では1980年頃に確認された。
温暖地以西でも普通に発生するが、イヌホタルイなどと正確に識別されていない場合もある。
イヌホタルイと同様に、小穂は斑点(黒蝕)米をつくるカメムシ類を誘引し、被害を助長する。
水田では種子で繁殖する。出芽の適温は20~40℃でイヌホタルイよりやや広く、出芽深度はイヌホタルイよりやや浅い。幼植物の形態はイヌホタルイに酷似し、識別は困難であるが、胚軸基部に残る種子(そう果)がイヌホタルイのそれよりやや細い点で確認する。
主要な除草剤に対するイヌホタルイとの感受性の差異は、実用的に問題にならない(イヌホタルイの項を参照)。。
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