診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
茎内に食入しニカメイチュウのように白穂を発生させる。水田周辺に多く、イネのほかムギ類、トウモロコシ等を加害する。
本州中部以西に多い。成虫は5~9月に3回、北日本では2回発生する。幼虫が地際茎内で越冬する。春に蛹化し5月に羽化する。交尾後2~3日から葉鞘内側に卵塊を産む。雌は普通4~5卵塊、多くは15卵塊を産む。卵塊は30~60粒からなる。幼虫はニカメイチュウより太いのでダイメイチュウ、幼虫の体色からムラサキメイチュウと称する。
イネツトムシ、ニカメイチュウを対象に薬剤防除した水田では発生数が少ない。
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