診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
主要な疑似紋枯症は、赤色菌核病、褐色紋枯病、褐色菌核病、灰色菌核病の4 つである。
初期の病斑は紫褐色~黒褐色で下位葉鞘に形成される。葉鞘に1 ~2cm の長楕円形~紡錘形で、周縁濃緑色、中央部淡黄褐色の病斑を生じる。病斑周縁の褐色部分は紋枯病に比べ濃く黒ずみ、病斑の中央部は淡黄褐色で紋枯病と異なる。菌核は淡紅色~黄紅色で葉鞘組織内に多数形成される。
第一次伝染源は前年度の被害わらや切り株に形成された菌糸や菌核で、侵入方法は紋枯病と同様と考えられる。生育適温は31℃と紋枯病より高く、発生は出穂期から登熟期と遅い。
適正な肥培管理に努め、常発地では薬剤防除を行う。
バシタック、バリダシン、モンカット、モンガリット、リンバーの単剤および混合剤のほか、エバーゴルワイドやルーチンエキスパートなどペンフルフェンを含む混合剤。※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
葉鞘に発生した病斑は紋枯病と見分けにくいが、出穂期頃になると暗褐色で大型の病斑となり、紋枯病と見分けられる。紋枯病に比べ、病斑周縁の暗褐色部分が広いため、病斑が黒ずんで見える。病斑上に菌核は形成されない。
発病環境は紋枯病に類似すると考えられるが、発生時期は紋枯病よりやや遅い。
適正な肥培管理に努め、常発地では薬剤防除を行う。
バシタック、バリダシン、モンカット、モンガリットの単剤および混合剤のほか、エバーゴルワイドやルーチンエキスパートなどペンフルフェンを含む混合剤。※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
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薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
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本病は、登熟期近くになって葉鞘や稈に発生する。葉鞘では褐色楕円形の病斑が多数現れ、融合して不正形となることがあるが、病斑は紋枯病に比べ小さい。病斑の中央部は淡褐色で周縁の褐色部の境界が紋枯病のように明瞭ではない。稈が侵されると暗褐変して枯死する。病斑は紋枯病などに比べ、低い位置に形成される。
第一次伝染源は刈り株、罹病わら中の菌核あるいは菌糸である。登熟後期になって急速に目立つようになる。
適正な肥培管理に努め、常発地では薬剤防除を行う。
バシタック、バリダシン、モンカット、モンガリット、リンバーの単剤および混合剤のほか、エバーゴルワイドやルーチンエキスパートなどペンフルフェンを含む混合剤。※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
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薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
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RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
登熟期後期近くになって葉鞘に発生する。病斑は不鮮明で葉鞘全体がわら色または帯紅淡褐色に変色する。葉鞘表面や組織内に灰色から灰褐色の球形ないし楕円形の菌核を形成する。
第一次伝染源は刈り株、罹病わらとともに土壌中に埋まった菌核や菌糸と考えられ、台風などで傷ついたイネや登熟後期の活力の衰えたイネに侵入・感染する。
適正な肥培管理に努める。本病のみを対象とした薬剤防除は不要である。
紋枯病との同時防除として、モンガリットを施用する。※掲載している薬剤(農薬)は
2022年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
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薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
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