診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
幼虫の体長は約40mmに達する。若齢幼虫は淡緑色だが成長すると淡褐色や灰黄色等変異がある。
産卵数が多く、幼虫が大きいため甚大な被害となる。
各種花卉類(キク、カーネーション、バラ等)。
年2~3回発生する。東京では成虫は1回目4~5月頃、2回目8~10月に発生する。卵は数百個の塊として産下される。
幼虫が分散する前の群生期に発見して処分することが最も効果的である。薬剤の効果は若齢期を過ぎると劣る。
アディオン、アファーム、オルトラン、コテツ、ノーモルト等(花き類・観葉植物)。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(FAMIC:外部サイト)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表を農薬工業会が日本語に翻訳:外部サイト)
・殺虫剤(IRAC)2022年6月版(ver.10.3) *PDFデータ
・殺菌剤(FRAC)2022年6月版 *PDFデータ
・除草剤(HRAC)2020年3月現在 *Excelデータ
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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