診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
幼虫は刺毛が長く特徴的。体色には緑色から褐色まで変化がある。
カーネーションやバラでは花顎に一つずつ産卵し孵化した幼虫が花雷の中に食入する。
キク、カーネーション、ナデシコ、バラ、シクラメン等きわめて多食性。
年間に4~5回発生する。
成虫の飛来・産卵を防虫網等で防ぐことが基本となる。花卉類では蕾の時期から卵を見つけしだい処分する。蕾や果実の中に食入した幼虫に対する薬剤の効果は低い。
アファーム、ディアナ、プレオ(花き類・観葉植物)、エスマルク、オルトラン、スピノエース等(キク)。※掲載している薬剤(農薬)は
2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。
■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)
■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。
農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)
RACコード(農薬の作用機構分類)
※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。
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