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花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

フタトガリコヤガ

Xanthodes transversus
チョウ(鱗翅)目ヤガ科

幼虫の色彩は2型あり通常の黒紋型と赤紋型があり、黒門型は鮮緑色の地色に黄色の背線と顕著な黒紋を持つ。若齢~中齢期の幼虫は淡緑色。

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フタトガリコヤガ
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中齢幼虫(フヨウ)

フタトガリコヤガ
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老齢幼虫(体長約40mm、フヨウ)


被害

幼虫が葉や花弁を食害する。幼虫は葉表にいることが多いが、葉を筒状に巻いてその中に潜むこともある。

被害作物

アオイ科のフヨウ、ムクゲ、ハイビスカス等。

発生

老熟幼虫が土中で越冬し、年2回の発生を繰り返す。7月、10月頃の幼虫による被害が目立つ。

防除

幼虫を見つけしだい取り去る。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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