病害虫・雑草の情報基地

新規会員登録

花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

シロオビノメイガ

Hymenia recurvalis
チョウ(鱗翅)目メイガ科

幼虫の胴部の色は透き通り、餌の色で変わる。草原の普通種。

写真をクリックすると拡大します

シロオビノメイガ
閉じる

幼虫(体長約15mm、ツルナ)

シロオビノメイガ
閉じる

成虫(開張約22mm)


被害

幼虫が葉裏から糸を張って葉を折り曲げたり、綴ったりしながら食害する。

被害作物

広食性で、ヒユ科のケイトウやアカザ科のフダンソウ、その他多種。

発生

土中で蛹化越冬し6月頃から見られ晩秋まで発生は続く。

防除

イヌビユやアカザ等雑草地に発生して飛来してくるので注意する。雑草地を放置せず、防虫網等で成虫の侵入を防止する。幼虫の発生初期に葉ごと取り去る。

薬剤(農薬)

カスケード、ノーモルト(ケイトウ)。※掲載している薬剤(農薬)は 2018年1月末現在登録のあるものから抜粋しています。
農薬の使用にあたっては必ずラベルを確認し、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。


■農薬の登録情報について
最新の登録情報はこちらのページをご確認ください。(農林水産省 農薬登録情報提供システム)

■農薬の作用機構分類(国内農薬・概要)について
薬剤抵抗性の発達を回避するため、同一系統薬剤の連用を避け、ローテーション散布を心がけてください。

農薬の系統別分類はこちら
(国際団体CropLife International (CLI) の対策委員会が取りまとめた殺虫剤、殺菌剤、除草剤の分類表をクロップライフジャパンが日本語に翻訳:外部サイト)

RACコード(農薬の作用機構分類)

※実際の薬剤抵抗性対策については、お近くの病害虫防除所等関係機関などの指導に従ってください。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草