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花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

アズキノメイガ

Ostrinia scapulalis
チョウ(鱗翅)目メイガ科

幼虫は全体淡黄褐色、胴部が肥大する。一時フキノメイガと呼ばれていた。近縁にフキノメイガ、ゴボウノメイガがいる。

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アズキノメイガ
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幼虫(体長約20mm)と被害(タデ)

アズキノメイガ
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成虫(開張約30mm)


被害

幼虫が葉柄の基部から茎に食入する。食入した茎の中で蛹化することが多い。ダリア等では食害部から折れることもある。食入部より上の部分は萎れて枯れる。

被害作物

キク科、ナス科、ショウガ科、マメ科、アオイ科等多種。

発生

暖地では年3回発生する。

防除

食害部から虫糞が出るので、幼虫の発生初期につぶしたり、切除し処分する。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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